意味:
1. ヒップホップ文化から由来する、「嘘」を意味するスラング。ラッパーYoung ThugとFutureが2017年に「No Cap」という曲を出したことにより人気が出た。
「cap」といえば、嘘を意味するが、「no cap」と使われることも多く、no capは「マジで」や「嘘じゃない」ことを意味する。
嘘だけでなく、capに自慢するニュアンスもある。ヒップホップスラングの「front」に似ている。
動詞としてcappingもいえる。例: He’s capping.(彼は嘘をついている。)
嘘をよくいう(特に嘘の自慢をする)人はcapperという。例: He’s a fucken’ capper.(彼はマジでうそつけ。)
capはTikTok等のソーシャルメディアで2018年以降に頻繁に使われるようになった。
使用例:
以下は人気ポッドキャスターCharlamagne Tha GodとコメディアンAndrew Schulzの会話の中で「I’m callin’ cap on that story」(その話は嘘だろ)が登場する。
例:
I made 20 gees last weekend, no cap!(先週末は二万ドル儲かったなど、マジで。)
2. 「銃を撃つ」を意味するスラング。ラッパーや黒人ギャングスターに使用される。「拳銃で撃つぞ」として、「 pop a cap in your ass」や「 bust a cap in your ass」等の使い方が多い。
例:
Why don’t you back the fuck up before I bust a cap in you’ ass!(下がってろよ、拳銃でてめぇを殺すぞ!)
使用例:
以下は映画ペントハウスにエディ・マーフィがベン・スティラーに「Now back up before I pop a cap in your ass!」を言う。